産後骨盤矯正ブログ

産後の股関節痛がつらい理由 ― 産後骨盤矯正とマシンピラティスを組み合わせたケアの考え方 ―

投稿日:2026年1月6日 / 最終更新日:2026年1月6日

産後から、股関節の付け根が痛くありませんか?

 

✅ 歩き出すと股関節の付け根がズキッと痛む

 

✅ 抱っこや授乳のあとに股関節が重だるくなる

 

✅ 脚を開くと、股関節の付け根(鼠径部)に違和感がある

 

✅ 立ち上がる瞬間に、股関節が引っかかる感じがして痛む

 

✅ 寝返りを打つときに、股関節に痛みを感じることがある

 

✅ 産後しばらく経つのに、なかなか良くならない

 

このような 産後の股関節痛は、実はとても多い症状です。

 

「産後だから仕方ない」

「育児していれば痛くなるもの」

 

そう思って我慢されている方も多いですが、

産後の股関節痛には、はっきりとした理由があります。

 

 

なぜ産後は股関節痛が起こりやすいのか

 

産後の股関節痛は、股関節そのものだけに原因があるわけではありません。

多くの場合、身体の土台の崩れが、結果として股関節に出ている状態です。

 

出産を経て、身体には次のような変化が起こります。

 

・ホルモンの影響で骨盤周囲の靭帯がゆるんでいる

・腹部インナーマッスルや骨盤底筋群が弱くなっている

・反り腰と猫背が合わさった産後特有の姿勢になりやすい

・体幹がうまく使えず、骨盤が不安定になっている

 

この状態で日常生活が始まると、

股関節は本来以上に身体を「支える役割」を担わされやすくなります。

 

 

抱っこの影響が大きい|産後股関節痛の典型パターン

 

産後の股関節痛では、抱っこ姿勢の影響が非常に大きいと感じています。

 

体幹がうまく使えず、骨盤が不安定な状態で抱っこを続けると、

腰を前に突き出して支える姿勢になりやすくなります。

 

いわゆる“スウェイバック姿勢”です。

この姿勢がクセになると、

 

・骨盤が前に押し出される(反り腰)

 

・上半身が後ろに倒れやすくなる(猫背)

 

・体幹ではなく、股関節の前面で体を支える形になる

 

という状態が続き、悪循環が始まります。

 

スウェイバック姿勢で抱っこをしているときは、

股関節の前面の、前もも〜外ももへの負担が増し、パンパンになりやすい状態です。

 

すると、それらの筋肉の起始部である股関節の前側〜鼠径部 に、

 

・ズキッとした痛み

・詰まり感

・動かしづらさ

 

として症状が出てくるケースが非常に多いです。

 

本来、抱っこは体幹が働き、骨盤が安定した状態で行えると、

股関節に負担が集中しにくくなります。

 

しかし産後は、体幹が弱く、うまく使えないまま育児動作が始まるため、

体幹で支えられない分を、股関節で代償している状態になりやすいのです。

 

これが、産後の股関節痛が長引きやすい大きな理由の一つです。

 

 

股関節だけをケアしても改善しにくい理由

 

股関節が痛いと、

 

・股関節周囲をマッサージする

・ストレッチをする

・安静にする

 

といった対処をされる方も少なくありません。

 

もちろん、一時的に楽になることはあります。

しかし、

 

・骨盤の不安定さ

・体幹の使いづらさ

・抱っこや立ち上がりのクセ

 

が変わらないままでは、

同じ部位に再び負担が集中し、痛みを繰り返してしまうことも多いです。

 

産後の股関節痛では、

「どこが痛いか」よりも「なぜそこに負担が集まっているか」

を見ることが重要になります。

 

 

当院の考え方|産後の股関節痛に対して

 

当院では、産後の股関節痛を

「股関節だけの問題」としては捉えていません。

 

多くのケースで、

 

・骨盤の不安定さ

・体幹筋・骨盤底筋群の機能低下

・妊娠中から続く姿勢や動作のクセ

 

が重なり、結果として股関節に負担が集中しています。

 

そのため当院では、

 

・骨盤の位置や関節の動きを整える「産後骨盤矯正」

・体幹や股関節の使い方を再教育する「産後マシンピラティス」

 

を組み合わせながら、

股関節に負担が集中しにくい身体の状態づくりを行っています。

 

「痛いところだけを見る」のではなく、

産後の身体全体を一つの流れとして捉えることを大切にしています。

 

 

産後の股関節痛:まとめ

 

産後の股関節痛は、

股関節そのものだけが原因ではないケースがほとんどです。

 

出産を経て、

 

・骨盤が不安定になっている

・体幹や骨盤底筋群が十分に使えていない

・抱っこ姿勢や、日常動作のクセの影響

 

こうした要素が重なり、

股関節に負担が集中することで痛みが起こりやすくなります。

 

股関節周囲だけをケアするのではなく、

骨盤の安定性・体幹の使い方・育児動作・抱っこ姿勢を含めて見直すことが、

長引かせないためにも重要です。

 

※歩行が困難なほどの痛みや、安静時痛が強い場合は、

整形外科での評価も併用することをおすすめします。

 

 

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著者プロフィール 伊集院 博

兵庫県神戸市生まれ。千葉県千葉市在住。2007年に千葉市中央区にて伊集院鍼灸整骨院を開業。現在は千葉県で2店舗の鍼灸整骨院とマシンピラティススタジオの代表を務める。

『子どもの幸せはママの笑顔から』をミッションに掲げ、ママと赤ちゃんに日本で一番やさしい整骨院を目指し、整骨院に保育士在籍の無料託児所を併設。託児は保育士がマンツーマンで対応するなどサービス内容も充実している。

産後の腰痛、股関節痛、恥骨痛、尾てい骨痛などの改善や、体型戻しのトレーニング指導には定評があり、産後の不調で来院されるママさんは年間延べ5,000人以上。

著書『ゴールデンライン 美しい姿勢をつくる44のレッスン』

主な資格と実績

  • 伊集院鍼灸整骨院グループ代表
  • 柔道整復師(国家資格)
  • 鍼灸師(国家資格)
  • ケアマネージャー
  • シュロスベストプラクティスⓇ
    (側弯症運動療法の資格)
  • 側弯症ピラティスインストラクター
  • BESJ認定ピラティストレーナー
  • BTA認定バレエダンサートレーナー
  • ハワイ大学解剖実習終了
  • 治療家大學技術講師就任
ゴールデンライン 美しい姿勢をつくる44のレッスン

院長の伊集院が姿勢の問題を抱える女性に向けた著書

「ゴールデンライン 美しい姿勢をつくる44のレッスン」を出版。

043-247-3755

047-489-5388

お電話の際、「初めてです。ホームページを見ました。」とお伝え頂くとスムーズです。

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