産後骨盤矯正ブログ

産後の足底腱膜炎(かかと・足裏の痛み)がつらい理由 ― 産後骨盤矯正とマシンピラティスを組み合わせたケアの考え方 ―

投稿日:2026年1月7日 / 最終更新日:2026年1月7日

産後から、足底腱膜炎(かかと・足裏の痛み)が続いていませんか?

 

✅ 朝の一歩目で、かかとがズキッと痛む

 

✅ 抱っこで歩くと、足裏やかかとがつらくなる

 

✅ 外出や立ち仕事のあと、足裏がジンジンする

 

✅ 産後しばらく経つのに、痛みが引かない

 

✅ 湿布やマッサージでは一時的にしか楽にならない

 

このような症状がある場合、足底腱膜炎が関係している可能性があります。

 

産後の足底腱膜炎は決して珍しいものではありませんが、

「育児で仕方ない」「そのうち治るだろう」と我慢されている方がとても多い症状でもあります。

 

しかし実際には、

産後特有の身体の変化が重なった結果として起きている痛みであるケースがほとんどです。

 

 

足底腱膜炎とはどんな状態か

 

足底腱膜とは、かかとから足指の付け根まで伸びる、足裏の膜状の組織です。

歩行や立位時にアーチを支え、衝撃を吸収する重要な役割を担っています。

 

産後の足底腱膜炎では、

 

・足底腱膜が繰り返し引き伸ばされる

 

・付着部(特にかかと側)に微細なストレスが蓄積する

 

ことで、炎症様の痛みが起こっている状態が多く見られます。

 

 

なぜ産後に足底腱膜炎が起こりやすいのか

 

産後の足底腱膜炎は、足だけの問題ではありません。

 

出産を経て、身体には次のような変化が起こります。

 

・リラキシンホルモンの影響で、靭帯がゆるんだ状態が続いている

 

・骨盤が不安定になり、体幹がうまく使えない

 

・抱っこによる体重増加+片寄った荷重

 

・妊娠中から産後にかけての運動量低下

 

・切迫早産などで安静期間が長かった

 

これらが重なることで、足裏のアーチが低下しやすい状態になります。

 

その結果、

 

足が「頑張り続けなければならない状態」になるため、

 

・歩くたびに足底腱膜が引き伸ばされる

 

・かかとに衝撃が集中する

 

これが、産後の足底腱膜炎が長引きやすい理由です。

 

 

足裏のアーチを支えることは、とても大切

 

ここで一つ大切なことがあります。

 

足裏のアーチを支えること自体は、非常に有効なアプローチです。

 

・インソール

 

・アーチを意識したエクササイズ

 

・靴の見直し

 

これらによって、足底腱膜への負担が軽減し、

痛みが楽になるケースも多くあります。

 

「何もしないより、アーチを支えた方がいい」

これは臨床上も間違いありません。

 

 

それでも改善しきれないケースが多い理由

 

一方で、産後の足底腱膜炎では、

 

・アーチを支えても、しばらくするとまた痛くなる

 

・インソールを使っても、根本的に変わった感じがしない

 

というケースも少なくありません。

 

その理由は、

足底腱膜だけで身体を支え続けている状態が変わっていないからです。

 

足のアーチは本来、

 

・体幹

 

・骨盤

 

・股関節

 

・膝

 

・足首

 

これらが連動して働くことで、初めて安定します。

 

産後は、

 

・体幹がうまく使えない

 

・骨盤が不安定

 

・股関節で体重を受け止められない

 

という状態になりやすく、

その分を足底腱膜が代償しているケースが非常に多いのです。

 

 

当院の考え方|産後の足底腱膜炎は「局所ケア×土台づくり」の両輪が重要

 

当院では、産後の足底腱膜炎を

「足だけの問題」とも「体幹だけの問題」とも考えていません。

 

多くのケースで起きているのは、

足底腱膜に負担が集中し続けている状態です。

 

そのため当院では、

 

・痛みを起こしている局所へのアプローチ

 

・負担が集中しない身体の使い方・支え方を整える

 

この2つを同時に進めます。

 

【局所ケア:産後の足底腱膜炎で効果が出やすい3つ】

 

① インソール

足底腱膜にかかる牽引ストレスを減らし、歩行時の負担を軽くします。

 

② 靴の見直し

クッション性・踵の安定性など、産後の足に合った条件を整理します。

 

③ 体外衝撃波

慢性化して硬くなった組織に対し、回復のきっかけを作る目的で使用します。

 

難治になりやすい足底腱膜炎ですが、

これらを適切に組み合わせることで改善が進むケースを多く経験しています。

 

 

【土台づくり:足底腱膜が「頑張らなくていい身体」へ】

 

局所の負担を減らしながら、

 

・「産後骨盤矯正」で骨盤の位置と安定性を整える

 

・「産後マシンピラティス」で体幹と股関節で身体を支える力を取り戻す

 

ことで、足底腱膜に過剰な仕事をさせない身体づくりを目指します。

 

私たちが目指しているのは、

**足底腱膜が「頑張らなくていい身体」**です。

 

 

産後の足底腱膜炎:まとめ

 

産後の足底腱膜炎は、

 

・ホルモンの影響による靭帯のゆるみ

 

・足裏アーチの低下

 

・体幹・骨盤・股関節との連動不全

 

これらが重なって起こっているケースが非常に多く見られます。

 

足だけをケアするのではなく、

局所ケアと身体全体の支え方を同時に見直すことが、

長引かせないための重要なポイントになります。

 

※強い腫れや安静時痛、外傷後の痛みがある場合は、

整形外科での評価も併用することをおすすめします。

 

 

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著者プロフィール 伊集院 博

兵庫県神戸市生まれ。千葉県千葉市在住。2007年に千葉市中央区にて伊集院鍼灸整骨院を開業。現在は千葉県で2店舗の鍼灸整骨院とマシンピラティススタジオの代表を務める。

『子どもの幸せはママの笑顔から』をミッションに掲げ、ママと赤ちゃんに日本で一番やさしい整骨院を目指し、整骨院に保育士在籍の無料託児所を併設。託児は保育士がマンツーマンで対応するなどサービス内容も充実している。

産後の腰痛、股関節痛、恥骨痛、尾てい骨痛などの改善や、体型戻しのトレーニング指導には定評があり、産後の不調で来院されるママさんは年間延べ5,000人以上。

著書『ゴールデンライン 美しい姿勢をつくる44のレッスン』

主な資格と実績

  • 伊集院鍼灸整骨院グループ代表
  • 柔道整復師(国家資格)
  • 鍼灸師(国家資格)
  • ケアマネージャー
  • シュロスベストプラクティスⓇ
    (側弯症運動療法の資格)
  • 側弯症ピラティスインストラクター
  • BESJ認定ピラティストレーナー
  • BTA認定バレエダンサートレーナー
  • ハワイ大学解剖実習終了
  • 治療家大學技術講師就任
ゴールデンライン 美しい姿勢をつくる44のレッスン

院長の伊集院が姿勢の問題を抱える女性に向けた著書

「ゴールデンライン 美しい姿勢をつくる44のレッスン」を出版。

043-247-3755

047-489-5388

お電話の際、「初めてです。ホームページを見ました。」とお伝え頂くとスムーズです。

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