【腹直筋離開(白線離開)の症状ありませんか?】
・出産後ポッコリお腹が治らない
・まだお腹の中に赤ちゃんがいるみたい
・お腹の皮がダルダルになってしまった
・お腹に力が入らず腰が反ってしまう
・腰が反るので腰痛がひどい
・四つ這いや横向けになるとお腹が垂れる
・内臓が下垂しているように感じる
・産後に「でべそ」になってしまった
・腹筋が横に開いている感じがする
このような症状が当てはまる方は腹直筋離開(白線離開)の可能性があります。
【腹直筋離開(白線離開)のチェック方法】
両膝を立て仰向けになり、上半身を少し起こしてお臍をのぞき込みます。軽めの腹筋運動をしているような姿勢です。
この姿勢でお臍の2~3センチ上、若しくはお臍の下に指を差し込みます。
指が1本入る場合はやや腹直筋離開あり、指を横にして2本入る場合は腹直筋離開ありと判断します。
そして当院ではエコー検査で診ることも可能です。
文献によって差はありますが、エコー検査で診た際に約2センチ以上左右の腹直筋が開いていると腹直筋離開ありと判断します。
【腹直筋離開(白線離開)の原因は?】
多くの産後ポッコリお腹は腹直筋離開が原因であり、
その根本原因は腹部のインナーマッスルである腹横筋の機能障害となります。
実は妊娠後期は90%以上の方が腹直筋離開になっており、産後6か月くらいで元に戻るとされています。
ですがこれは一般論であり、産後骨盤矯正の専門院として2000人以上の産後ママさんを診させて頂きましたが、
産後6か月を超えてもポッコリお腹が戻っていない症例は多くあります。
二人目以上の出産、高齢出産、双子出産などは産後の腹直筋離開の戻りが悪い傾向にあります。
【腹直筋離開(白線離開)の治し方】
先程も述べましたが腹部のインナーマッスルである腹横筋の機能障害が原因のため、それらを回復させるトレーニングが必要となります。
当院では骨盤矯正をした後に、ピラティスを用いたエクササイズで腹部のインナーマッスルのトレーニングを行っております。
ピラティスのエクササイズは腹部のインナーマッスルの強化を行っていくには最適だと考えております。
【なんちゃって産後骨盤矯正やエクササイズには気をつけてください!】
腹直筋離開(白線離開)を治すには腹部インナーマッスル、その中でも腹横筋のトレーニングが必須なのですが、
このことを理解しないで産後の骨盤矯正を行っている整骨院、整体院が非常に多い現状もあります。
巷で行っているこのような整骨院、整体院の産後骨盤矯正には気を付けてください。
【腹部インナーマッスルトレーニングをしない産後骨盤矯正】
⇒骨盤矯正だけでは歪みは改善されても腹部インナーマッスルは回復しません!
【整骨院の受付さんや見習いスタッフが行っているEMS電気刺激トレーニング】
⇒EMS直後は引き締まりますが筋肉が付くわけではないのですぐに元に戻ります!
【産後ママクラスのようなただ動いているだけのグループエクササイズ】
⇒運動不足解消にはよいですが、腹部インナーマッスルに効いていないと意味がなありません!
【産後のカラダの理解がないパーソナルトレーニングジム】
⇒頭を起こすようなヘッドアップ系の腹筋運動は腹直筋離開を悪化させます。
【腹直筋離開(白線離開)をそのままにしておくとどうなるのか?】
・いつまでたってもポッコリお腹のまま
・おばさん体型が加速化する
・太りやすくなる
・腰痛が慢性化
・ぎっくり腰を繰り返す。
・猫背、巻き肩になり肩こりの悪化
・産後の出べそが治らない
・内臓が下垂し胃腸の調子が悪い
・頻尿、尿漏れなどの尿トラブルが治らない
【最後に】
妊娠出産が身体に与えるダメージは相当なものです。
例えるならば出産後は、交通事故で骨盤を骨折し、さらにお腹の筋肉が20歳以上年を取ってしまっている状態です。
だから正しいリハビリは必須になります。
出産してからポッコリお腹が治らない方、体型が変わってしまった方、肩こり腰痛に悩まれている方は周りにいらっしゃいませんか?
実は産後の腹直筋離開に気づかないまま数年経ってしまっている方も沢山いらっしゃいます。
当然出産後から時間が経つほど治すことは難しくなりますが諦めないでください。
正しい骨盤矯正と腹部インナーマッスル強化で十分回復できる可能性はあります。
私は産後骨盤矯正と産後ピラティスの専門家です。
きっとお役に立てると思いますのでお気軽にご相談ください。
~子どもの幸せはママの笑顔から~
伊集院鍼灸整骨院グループ代表 伊集院博